「田野町地域公共交通網形成計画」を策定いたしました
暮らしの情報:田野町地域公共交通網形成計画『田野町地域公共交通網形成計画(5年間)』を策定いたしました。
本町では、町内の移動手段の確保という課題に対応するとともに、まちづくりと一体となった持続可能な地域公共交通網の整備に向けて、公共交通が果たすべき役割を明確にし、地域公共交通網の将来像やその実現に向けた方策について示すため、町全体の公共交通のマスタープランとなる「田野町地域公共交通網形成計画」を、田野町地域公共交通会議と連携して策定いたしました。
~ 田野町地域公共交通網形成計画の概要 ~
1.本計画の目的
近年、公共交通においては、少子高齢化による人口減少や車社会の進展等を要因とする利用者の減少等、公共交通の運営環境は厳しさを増しています。今後の生活交通手段を持続的に確保するため、平成26年に「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律(平成19年法律第59号)」の一部が改正され、まちづくり施策と一体となった、戦略的な公共交通運営に関する「地域公共交通網形成計画」が作成できることとなりました。
本町の中心部には、生活維持に必要な量販店や金融機関、公共施設、医療機関、交通機関等、様々な機能が集積しており、その中心部まで移動することができれば「とても便利で生活しやすい町」であるとともに、日常の生活維持は必要最低限、確保ができる町でもあります。
しかしながら近年は、人口減少や急速な少子高齢化に伴い自家用車の恩恵を受けられず、移動に困る住民が増加してきており、このままでは日常の生活維持に支障が生じてくることが懸念されております。
こうした状況を踏まえ、地域の移動手段を確保するため、「道路運送法(昭和26年法律第183号)」及び「地域公共交通の活性化及び再生に関する法律」に基づき、田野町地域公共交通会議を設置し、まちづくりと連携した持続可能な地域公共交通網の形成に向けた今後5年間の基本方針と具体的な施策をまとめた「田野町地域公共交通網形成計画」の策定を目指し、検討を進めてきました。
本計画は、移動制約者のみならず、まちづくり、観光、更には健康、福祉、教育等の多目的に利用できる地域公共交通網を整備するため、地方公共団体が中心となり、関係者との合意形成のもとで、まちづくりと一体となった面的な公共交通ネットワークの構築とともに、持続可能な地域公共交通網の整備に向けた取り組みを定めるものです。
2.本計画の将来像
町民の誰もが、生活や活動のために必要な移動手段を選択できる環境が整備されているまち
3.本計画の基本方針
①公共交通網の利便性向上 ②持続する公共交通網へ ③まちづくりとの連携
4.本計画の計画期間
平成29年度 ~ 平成33年度(5年間)
5.本計画の対象地域
高知県田野町全域
6.本計画の策定年月
平成29年 3月
7.田野町地域公共交通網形成計画
「田野町地域公共交通網形成計画」はPDF形式で掲載しています。
ご覧になられる方は、次からダウンロードしてご覧ください。
01 – 田野町地域公共交通網形成計画(PDF)
02 – 田野町地域公共交通網形成計画_体系図(PDF)
8.お問い合わせ先
〒781-6410 高知県安芸郡田野町1828番地5