本町は大正9年（1920年）に町制を敷き、
令和2（2020年）5月1日に町制施行100周年を迎えました。
この100年を振り返りますと、
魚梁瀬の山林資源、奈半利川の水運を受け繁栄し、
教育文化面でも江戸時代から田野學館が設けられ現在の中芸高校となるなど、
豊かなまちへと発展してまいりました。
このことは、町民のみなさまをはじめとして、
立地企業や関係団体のみなさまから支えられ、
実現し得たものと深く感謝申し上げます。
この100周年を契機として、これまでの歴史を振り返り、
そして未来に向けて歩みを進めたいと思います。
2020年、町制100周年を迎えた今、新型コロナウイルス感染症に対し、新しい生活様式が国から推奨されるなど、困難な生活が長期化しています。
町制100周年のメインメッセージは「100年のありがとう」です。
これからも「ありがとう」があふれる町へ、今の困難を乗り越え、みんなでがんばりましょう。
次の100年へ「ありがとう」をつなぐため
コロナ完全終息に向け、
今を乗り越えがんばろう
昨年度募集した提案事業を活用し、まちづくり団体「田野まちづくり塾・衆」が、これまで行ってきた町並み保存などの取り組みの集大成として、『町のおぼえがき帖』を作成しました。マップの表紙は、『お弁当箱』をイメージしたデザインで、田野町の今昔がギュッと詰め込まれ、町制施行100周年にふさわしい内容となっています。ホームページからも確認できますので、是非ご覧になってください。
5月1日に100周年を迎えるにあたり、5月3日に記念式典の開催を予定しておりましたが、今般の新型コロナウイルス感染症の感染拡大防止のため、延期することとしました。
延期後の日程については、秋ごろの開催を目途に再度準備を進め、決まり次第お知らせします。
引き続き、田野町の昔の写真を募集しています。お寄せいただいた写真は、100周年記念事業や記念誌、広報誌、ホームページなどで活用させていただきます。
募集期間：令和2年5月29日（金）まで
応募方法：要綱による（詳しくはこちら）
町制100周年記念事業の一つとして、地元企業・団体の行う町制100周年記念事業に対し必要な費用の一部を補助します。
お問合せ先：総務課 0887-38-2811
町制100周年記念事業のロゴマークが決定しました！
田野町の自然環境や風土・歴史などを感じてもらえるよう、ロゴマークには田野町の木・花・鳥である魚梁瀬杉・桜（ソメイヨシノ）・メジロを使用しました。
このロゴマークは、近年田野町の企画展などで親交のある墨絵作家 茂本ヒデキチ氏に描いてもらいました。
また、田野町が100年歩んで来れたことに感謝して「100年のありがとう」というメッセージを込めました。
10月31日（木）に『田野町町制100周年記念事業実行委員会』設立総会と第1回実行委員会を開催しました。各種団体の代表や町民有志ら22名で組織する実行委員会では、100周年記念事業を盛り上げるべく事業計画や収支予算などの協議を行いました。これからがスタートとなりますが、これまでの100年を振り返り、これからの100年に繋いでいくことをテーマに多くの町民のみなさまが祝い参加できるような事業になるよう協議していきます。
100年の祝福、いいね！田野町
2020（令和2）年5月1日、田野町は100周年を迎えました。
この大きな節目にあたり、成長のあゆみを振り返り、
先人たちの業績に感謝するとともに、
高知県及び日本の中で果たしてきた役割やその価値を見つめ直し、
いかに未来へ継承、発展させていくのかを考え、
行動する機会となるような取り組みを進めていきます。
